諦めたくないR2の修理 亡き父の車

下廻りや外装の錆の修理について、

どのようにできるか相談したい。


そう言って、乗って来た車は

スバル R2。

『何とかして、できるだけ乗ってあげたい』

 

そのお客様は現在、東京で働き、暮らしているといいます。

何故?東京の人が、わざわざテクニカルオートに???

実は、相談のR2は お父様の形見の車だとのこと。北海道のお姉さんが、なんの相談もなく、もう乗らないからと言って廃車にするところだった!と半分怒ったように、そして、半分悲しそうに話してくれました。

外装の錆の状態をぐるっと一周確認し、

リフトアップして下廻りも確認。

1つずつの概算金額と修理方法の提案、大まかな全体の修理金額をお話ししたところ、

『インターネットで調べて、調べて、決めてここに来たから、ここでしかお願いするつもりはないんです。』

…と、何とも嬉しい言葉。

そして、

『東京に戻るので、時間は掛かっても構いません。』そう言い残して、そのままR2をお預かりすることとなりました。

 サイドシルなど車体側、下廻りの錆修理とあわせ、今後も錆が出て来にくいようにしっかりと防錆処理も施しました。

ドアやフロントフェンダーなど、ボルトで取り付けてある部品は、本州から錆びていないリサイクルパーツを取り寄せ、交換。

下廻り全体は防錆塗装を行い、今後の対策もバッチリ👍

バンパーのキズはついでに一緒に直してあげました。

お引き渡しの時の、お客様の喜ぶ顔を想像するだけで、やり甲斐が出てきます!

お父様から引き継ぎ、できるだけ長く長〜く、走ってくれますように。

 

気になる錆。タイヤハウス周り

『車のサビが気になって、

修理したいのですが…。』

という時、とても多い場所が、

ここ!!!!

タイヤハウス周りや、

サイドシル(ドアの下の長いところ)は

錆の発生が多く見受けられます。

先日も、タイヤハウス周りの錆が気になり、『酷くならないうちに 』と修理でお預かりしました。

う〜〜〜〜〜〜ん、

既に、軽症ではありません💦

錆は、塗装の下でジワジワと膨らみ進行するので、気がついた時には予想以上の、結構〜〜な範囲で広がっているのです。

錆をできるだけ落として、

カットしてしまいます。

👨🏻‍⚕️👩🏻‍⚕️

これより、左リヤフェンダー

錆切除手術を始めます‼️

メス🔪

外側切除完了。

合わさった内側の鉄板も錆びてるね…

つぎは内側も切除だ!

よし、、これでOK

次は、新たな鉄板、接合術!

鉄板を加工して、修復する技術です。

ここのような一部分の新品パーツは出てきません。

同じ大きさ、同じカーブ、同じ形に作って繋ぎ合わせるのです。

これで元どおりの形に!

あとは塗装屋さんにバトンタッチ。

これから更に、防錆処理をして面を綺麗に仕上げ、塗装して完了です👍✨

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錆は強い力で腐食を進めるので、一時的なパッと見の修理では何週間、場合によっては何日かで塗装を押し上げプツプツと膨らんできてしまいます。

ですので、

安く、パッと直して欲しい!という場合は、大抵、『その直し方ならお金がもったいない』というお話をします。

錆を落とさず塗るだけで封じ込めて2度と錆が出てこない強力な何かがあればなぁっ!!!と思いつつ、

今できる技術で、出来るだけ錆の発生を遅らせる修理をしています。

錆は、出来るだけ早いうちに無くしましょう!