診断コネクターの昔と今

むかーし昔、まだ自動車の自己診断機能なんて存在しない時代

キャブレターやディストリビューター、ポイントなどのほぼ見ることも無くなったこういう部品を

メカニックの目や耳、指先の感覚で調整しながら調子を整えていました。

時代が進み

色々な車に燃料噴射装置が付くと自己診断機能も搭載され

久しぶりに入庫いただいたJA11のジムニーのように診断コネクターを配線で短絡させて

メーター内のランプの点滅回数で異常箇所を読み取る方法へ

 

そして現在の外部診断機を全世界共通のDLCコネクターに接続して

故障コードを読み取ったりエンジンデータを表示させて診断を進める形へと進化してきました。

自動車の進化に伴い診断する人間も進化していかなければと思う今日このごろです😊

 

走行中ボコボコする⁉️

さっき走ってたら急にボコボコしだしてエンジン警告灯がメーターに・・・

っていう相談でいらっしゃったプリウスのお客様

ボコボコってどんな感じかな?と思いながらエンジン始動

あ〜なるほどぉ〜

ブルブルっていうかドドドドって感じで振動が大きく響いてきますね〜

とってもアンバランスにエンジンが回ってます。

診断機をつないで通信してみると予想通りの失火判定が!

点検の結果イグニッションコイルの不良でしたが走行距離が約20万キロメートルなのでスパークプラグも同時交換しました。

交換後は振動も警告灯も再発なしなので完了〜〜〜大事じゃなくて良かった〜〜

エンジンだけの車はイグニッションコイルが壊れると力が落ちてスピードが出なくなるけどハイブリッド車はモーターがアシストしてくれるおかげで普通に走って来れるんですね。さすが!!

 

遠隔診断?社長自ら!!

先日、うちの整備士伊藤🥸が肘の手術で入院している時の一コマ!

 

突然のチェックマーク点灯でお客様が来店。

『今整備士が入院していまして・・・』

とはいえ、心配だから来ているのに、何もしないのは 申し訳ないし、かわいそう!!

 

そうだ!!✨💡✨ あの手でいこう♪😆

 

コンピューター診断して見ましょう!!と社長自らGスキャンを取り出し車に接続!

 

🙎‍♂️🙍‍♀️🙍🏻🙍🏻‍♂️えー、社長が繋げたって、わかるの〜?

 

😁大丈夫! くくくっ🤭

コンピュータ診断開始です🔧

輝〜🙋‍♀️📱  🥸はいはい伊藤です

 

え!🙎‍♂️🙍‍♀️🙍🏻🙍🏻‍♂️そういうこと⁉️😳

 

✨ビデオ通話を使って、ライブで診断して〜🙌

『🥸そこのボタンを押して〜👆はい、そのままスクロールして〜、そこのボタン押して〜…はい!そこ、見せてください〜…』と、指示を受けながら遠隔診断をしていきます

Live中継📹で、画面越しにGスキャンを見ながら診断をして、エンジンチェックランプが点灯した原因を探っていきます。

 

実際に現場にはいませんが、見ているものは現場と同じ。 ほぼ確定的な原因が掴め、急を要さない安心感を得て、後日修理をすることに決定!!🥰

お客様も安心してお帰り頂きました😄

まるで、LIVE119‼️

 

いやー、便利な世の中ですねぇ〰︎😆