アルファロメオSZ(Sprint Zagato)は、
1989年に発表された世界限定1,000台のスペシャルモデルです。


ちょっとクセが強くて“怪物”のような存在ですが、今では伝説的な一台!
でも私は入庫して初めてこの車を知りました😅
そこで少しこのアルファロメオSZに付いて説明をしますね!
アルファロメオSZ 特徴と背景
• デザイン:イタリアのカロッツェリア「ザガート(Zagato)」が担当。直線的で角ばったボディと、当時としては珍しい樹脂製パネルが特徴。外装全部がFRPです。
ファンの間ではその独特な見た目から「Il Mostro(イル・モストロ=怪物)」と呼ばれていました。
• ベース車:アルファロメオ75(セダン)をベースに開発。足回りやメカニズムをチューニングしており、走行性能は本格的。
• エンジン:3.0L V6(通称“ブッソV6”)。210馬力前後を発揮し、乾いたアルファらしい官能的なサウンドを持ちます。
• 生産台数:限定1,000台(実際には1,036台とも言われる)。
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アルファロメオSZ 新車価格
発売当時(1989年頃)の日本での新車価格は約1,000万円!
当時の国産フラッグシップ(トヨタ センチュリーや日産プレジデント)が1,000万円しなかった時代なので、相当な高級スポーツカー扱いでした。
そんなお車の修理です
ボンネットを開けていて風で煽られて傷が付いてしまったと😭


FRPが欠けてしまっています😭

ワイパーで傷ついてであろう傷

ボンネットを外して割れているFRPを修理します

FRPの主剤と繊維を混ぜて修理します

ボンネットに複数の色割れも直してサフェーサーを入れます

今回はボンネットヒンジも修理してほしいとのことで、最初の状態がこちら
なぜが色が無いところがあります😅

ヒンジを脱着すると色割れが良くわかりますね😭

正直ボンネットの修理よりヒンジの修理の方が手間がかかります😭
研いで色を落とすは、ものずごい手間なのでシンナーにつけて落ちるだけ落とします!

やっと色を落としプライマーを塗布

ようやく塗装まで漕ぎ着けました😄



完成!!

