現在お預かり作業中のお車の修理の様子をご紹介👨🔧✨
柱にぶつけてしまい、右のリヤドア全体が凸凹になってしまったスバルXV💦
▼左側のドアと比べてみると凸凹具合がわかります
正直交換レベルの凸凹の具合💦しかし、自費での修理のため修理方法を
①新品ドアで交換
②中古のドアで交換
③板金修理の3パターンで
ご提案させて頂きましたが、新しめのお車のため残念ながら同じ色のドアは出てこず
新品は高い・・・😭ということで、板金にて修理することになりました❗️😊
今回の板金作業は2種類の板金方法で修理していきます🚙👨🔧
まず今日ご紹介するのは『ハンダによる板金修理🙆♂️』
ハンダでの修理はまず、元々ドアのデザインとして折れ目のラインが入っているところの山を
修復する役目があります💡これは線を出す修理方法☺️
▲矢印のあたりで横にラインが入っていました。
このラインを基準として鉄板の飛び出ている部分、凹んでいる部分を
フラットな状態へと修復していくのです🙆♀️
ハンダの修理の時にはこちらの工具を使用していきます🙌
先端の太い方から熱が発生し、下側の細いところから溶かす素材が出てくる仕組みです😄
ハンダは熱で温められた箇所に引っ付く性質があるため、
まずはボディ側を温めながらのちに取り付けする鉄板の土台作りをします👍
土台作りが終わったら
歪んでしまったラインの部分に合わせて鉄板をハンダ付けします🙆♀️
ちなみにハンダこてを温める温度は車種によって使ってる鉄板が異なる場合や
その日の気温などによって調節して温度設定します💡☀️
土台作りが完了したら
このような部品を取り付けて
▲この輪っかの部分にスライドハンマーを引っ掛けて
引っ張るのです💡☺️
ハンダつけした鉄板には三つ穴が空いています⭕️
これはラインを出すときにより力を加えたい部分にずらして
ボルトナットで締め付けをし凹みを調整する役目があります☺️
▲このようにいろんな角度から見て
綺麗にラインが出ているか否かチェック👀しながら
繰り返しスライドハンマーで調整をします🔨
完成したラインを基準として、
そのラインの下側に凹みや歪みがあったためハンマーで叩いて修正します🔨👩
というところで本日はここまで✨
作業が進行したらまたご紹介させていただきますね♫
次は第2工程となる
『スタッドプーラーによる修理』を紹介しますのでお楽しみに🤗❤️