ボンネットに出来てしまった小さな傷。
飛石でついてしまった傷でしょうか?
こんな小さな傷ならその部分だけの小範囲の塗装で良いから、安く直らないかな! …と思ってしまうところですが、
この車の色は『3コートパール』という種類のカラーで、ボンネットフード1枚の塗装が必要となります。
パール色の場合、色味を合わせてもその上に重ねるパールのキラキラ具合が違うと全体の色の見え方も変わってしまいます。
パールを重ねる範囲が狭ければ狭いほど、その部分にキラキラが集中してしまうので、塗装を行った箇所がいかにも『ここを直しました!』と分かってしまうのです。
そのため、ある程度広い範囲での塗装が必要となるのです。
本来ならボンネットだけではなく、隣接するパーツにも ぼかし を入れてきれいに色を合わせる作業が必要となるところですが、ここは職人技💪
今回はお客様のご負担を最小限にするため、隣接するパーツ(フェンダー)にはぼかしを入れず
ボンネットのみを塗装する方法で安価に行う事にしました。
▼まずは傷の部位を修理
▼UVサーフェーサーで下地を作り
▼そしてボンネットを1枚塗装。
実は、この車両に使われている
スバルの3コートパールは、
白の色が少し黄色っぽく、色味をピタッと合わせるのにはとても繊細な調色が必要で、
その上、パールが密集しているカラーの為、
分からないように塗るには、なかなか難しい色なんですよ〜☝️👀
塗装やさん、さすがです!!
今回も上手くきれいに仕上がりました😊👍✨