ハイエースのボンネットを塗装して欲しいという依頼がありました。
素材はFRPとのこと。
車体色はパールホワイト。
安い料金で塗装してくれる業者は沢山あると思います。が、仕上がり品質について納得がいくかどうかは別問題。
このお客様も、安価な業者に依頼し失敗した経験があるとのことでした。
今回は、納得いく仕上がりになるでしょうか。
FRPは下地が肝心
FRPは材質的に、元々の素地の面をきちんと拾ってあげないと、塗装を終えた後にプツプツとした穴が沢山あいてしまいます。
特に、裏返した貼り合わせの部分は、素材そのものが出ている部分なので、必ず巣穴があるものなのです。
ゲルコート仕上げなどと記されていることが多いですが、高価な商品ほど、表面の仕上げは丁寧に施されています。
ということで、
巣穴は埋めてしまいます。
巣穴だけが埋まれば良いので、これをまた研ぎ落とし、サーフェーサーで下地処理をします。
塗装の密着性を高め、表面の滑らかな仕上がりを出すための過程です。仕上がりを美しくするためには、下処理がとても大切なのです。
そして、下色として白い塗料を塗った後に、パールを重ね、クリアを塗って、と何重にも重ねてパールホワイトが出来上がります。
裏も表もピカピカの仕上がりになったボンネット。
実際に車体に取り付けるのは、ご自身でされるそうです。
気に入っていただけると嬉しいなぁ!😆🎶
そうそう、
テクニカルオートの駐車場が区切られ、以前より狭くなってしまいました。
ご来店いただく皆様には、ご不便をお掛けすることがあるかもしれませんが、宜しくお願い致します。