車体整備に関わる法律が改正され、
4月から施行されることとなった特定整備。
安全ブレーキや自動運転など、未来に向かって進化し続けている自動車。
昔観た、ナイトライダーのように、会話もできて車が迎えに来てくれるようになるのも、近い将来、現実になりそうですね。
今はまだ始まり世代ですが、
今後、自動のシステムを搭載している車両は、システムに関わる部分の脱着や修理、交換を行った場合は、メーカー指定の設定登録をし直すことが必須となることが決定しました。
エーミングを行うための機器
ミリ波レーダーやレーザーレーダーなどの特殊な光を車体から放ち、障害物の有無や動きを検知します。
その基本となる位置や角度を調整登録するのが【エーミング】。
各メーカー、車種ごとに決められた設定値と、自動車と専用機器との接続などにより車体に備わっているコンピュータに覚えさせます。
特定整備に向け、汎用ツールは、業界内有名4メーカーから数種類出ています。
今までの整備で使用していたスキャンツールではなく、
特定整備対応のスキャンツールを新しく購入する必要があり、
各メーカー各機種を吟味。
ターゲットも必要です。
各メーカー、特徴があります。
土曜日の午後から数時間、実際に各機種を動かし、使い比べてみました。
特定整備に関わる分解作業の認定登録は、今年4月から移行期間を経て順次となっています。
命を守ってくれる装備だからこそ、
きちんとした車体整備が重要となります。