自動車の前後に着いている、
バンパー。
バンパーは鉄板ではなく樹脂で出来ているので、鉄と比べ柔らかく、その弾力で衝撃を吸収できるようになっています。
人とぶつかってしまった時に、できるだけ人へのダメージを少なくすろように、フロントは特にバンパー以外もわざと壊れやすいようにできているんです。
さて。
壊れやすいのは安全のためとはいえ、壊れてしまったものをどうするか⁉️ と毎日考える私達。
今日は、バンパー交換と言われてしまう取り付け部分の破損について、頑丈に修理をした事例をご紹介します。
バンパーの取付部分って?
バンパーは車体にブラケットやクリップなどでとめられています。
ブラケットと繋がる部分は、バンパー側に小さな四角い穴が数箇所開いていて、引っかかって留まるようになっています。
その引っ掛かりの穴が壊れてしまうと…?
そうです。留まらないのです。
何箇所か壊れても、いきなり落っこちてはこないけど、隙間が開いて浮いてしまいます。
バンパー交換と修理
部品代を安価に済ませようとエコパーツを探しても、リサイクル品や中古のバンパーがなかなか見つからないこともあります。
それなら、このバンパーをリサイクルしましょう!♻️
ということで、
バンパーのミミ、
直しちゃいました‼️
ちゃんと穴ができるように最初から差し込んで 形を整え、
樹脂溶接の機械で、バンパーと同じ素材を溶かしながら酸化しないように溶着させていきます。
ギューーーーっと挟み込み
場合によってはこれを繰り返し、
完成です!
溶着した部分は表には見えず隠れてしまいますが、
以前にもご紹介しましたが、
新品よりもかなり頑丈になります‼️
これで安心😊
ちょっと雪の塊に擦ったくらいじゃ外れませんよ‼️👍
※軽自動車など、安価で手に入るバンパーは、修理よりも新品で交換した方が安くなる場合もあります。