自動車フレーム修正の様子

👩フロント事故で、車の前側が大きく壊れてしまった車を修理していたので、工場に見に行ってみました。

修理していたのは太一さんでした。


👨‍🔧車の大事な骨格。
骨格に損傷があればフレーム修正機の出番です。

▼ちょっと分かりにくいですが、すんごい曲がってます。

👩フレーム修正機!工場の右奥にある、大きな機械です。

👨‍🔧直し方は、見た目感覚じゃなく、ちゃんとメーカーから出ている車両寸法に基づいて修理していきます。

👩なんだか、細かくてごちゃごちゃした図面ですね。いっぱい数字が書いてある!

👨‍🔧そうなんですよ〜〜。 まずは、アンダーボディから。

👩ざっくり言うと車体の下側ですね。

👨‍🔧そうです。アンダーボディがきちんと直っていないとアッパーボディも直りません。

👩ざっくり言うと車体の上側ですね(笑)

👨‍🔧そうとも言う(笑)

アッパーボディ前側は、損傷がひどいので交換でした。あ、ざっくり言うと運転席より前側です!

各箇所の寸法を測りながら引っ張り出したり広げたり、骨をグイーッと修正しますが、その調整はミリ単位!!

ダイナミック且つ繊細な修理です。

無事寸法が出て修正は完了です。

👨‍🔧この後、
損傷があったABSアクチュエータ、エンジンハーネス、足廻りの交換です^_^

👩太一さん、何言ってるのかさっぱりわかりません。

👨‍🔧エンジンルーム内にある、ブレーキシステムを制御している部品や、バッテリーから各所に伝わる木の幹のような役割の重要な配線、タイヤに繋がる内側の構成部品を全〜〜部交換するんです。ごっそりと。

👨‍🔧部品が揃うまでも、メーカーのバックオーダーで1ヶ月くらい掛かりました。それまでに、出来るところまで進めましたが…💧

👩長かったですね!でもここまで来たら、もう少しですね!!

👨‍🔧ちゃんときれいにしっかりと直すので、待っててくださいね〜〜!!

 

 

 

 

アウディ 左目、緊急手術!? ライトが点かない

車検でお預かりしたアウディ。

『ライトがおかしい😨』

どうやら、球切れだけの問題ではなさそうです。

さて。 どうするかな。

ヘッドライト丸ごと交換…と言いたいところですが…

……何とかならない?

そこを何とか!

そこを何とか…!

.

▼ヘッドライト裏側

.

電気の流れを調べたら、配線が悪さをしているようです。

あそこか…😓

ん~~~~~、

『開けるか。』

それではこれより、

左目神経接合手術を行います。

メス🔪

ヘッドライトの中の、配線部分をピンポイントで修理。

普通は、あまり、やりませんよ。

この子が悪さをしてたんですね。

くっつけてあげたら、直るはず。

ちょっと加工してあげましょう。

よし、これでOK!もとに戻します。

接合完了。

あとは、穴を開けたところから水分が入らないようにしっかりと止めてあげます。

この接着剤はかなり強いものです。

これで、ヘッドライトが光る✨

はい~!OK~!

ヘッドライトを丸ごと交換すると何万円も掛かってしまいます。

輸入車は特に、一個一個、部品代が高いんです。

今回は無理矢理直したので、何千円かで直すことができました😆👍✨

意外と知らない【バッテリー】

寒くなると急に機能が低下するバッテリー🔋💤

『これから出かけようと思ったのに、エンジンが掛からない😩❄️

そんな時は本っ当〜〜に困ってしまいます。

では、なぜ、バッテリーが上がってしまうのでしょう?

バッテリーの中にある液体が、気温が下がると少なくなっちゃうんですって!

それに、

エンジンオイルが寒くて硬くなるからエンジンを掛けるのに抵抗が大きくなるんですって!

だから、25度で普通の状態だとすると、10度気温が下がるごとに10%も性能が落ちるって!何かに書いてありました😱えー


バッテリー上がりの原因トップ3


  • 1. 運転者の行動(電気の消し忘れなど)によるもの
  • 2. バッテリー自体の劣化
  • 3. 電気系統のトラブル(発電機の故障)
  • バッテリー上がりの原因のほとんどは、だいたいこの3つ!

    圧倒的に多いのは、ライトや室内灯の消し忘れ、半ドアです。
    こんな人も居ました。
    『電気の消し忘れなんてしてません。
    エンジンを止めてラジオを聞いていただけです。』
    これは、完全にアウトな使い方です。
    エンジンを掛けている時にしてくださいね💧
    ◆ちなみに…
    • 長期間乗らないことによる自己放
    • 配線の劣化
    • 端子の緩みによる接触不良
    • 事故の衝撃によるバッテリー内部の故障

    などなど、バッテリー上がりの原因は色々あります。

    🧐

    .


    ちょっとしか乗らないのに


    長期間車に乗らない場合や、走行距離が少ないと、バッテリーが上がりやすくなります。

    その原因は、自然放電と充電不足。

    車にはライト・ナビ・オーディオだけでなく、様々な電気装置があるのをご存知ですか?

    特にエンジンルーム内にあるコンピューターやカーナビなどは、記憶装置や時計装置を維持するため、エンジンが停止している状態でも、少しずつ電気を消費しています。

    車が動いている間に発電、充電されるのですが、その時間が少ないと、ちょっと走る間に使う電力の方が大きくなり、さらに止めている間はどんどん自然放電が進み、最終的にはバッテリー上がりとなってしまいます。


    冬になる前に!


    バッテリーの点検をしておきましょう!

    バッテリーの状態は、テスターで簡単に点検できます。

    充電量は充分か?

    発電はちゃんとされているか?

    バッテリーの性能は大丈夫か?

    これを点検しておくだけで、冬場は安心!!


    こんな時は早めに


    ・最近エンジンのかかりが悪い

    (キュルキュルが長い)

    ・全部の窓が、開閉する時やたら遅くなった

    ・エンジンの回転によりライトの明るさが変わる

    そんな症状があるときは、早めに点検ですよ!🌟

    ライト不灯。部品交換しないで直せるか!?

    平成2年のボルボ

    ヘッドライト横のスモールランプと、ストップランプ、テールのスモールランプが点かないと言ってご来店されました。

    28年前の車ですが、本州で乗っていたそうで、全然錆がなく、とてもきれいです。

    なぜ、ライトが点かないのか

    その原因により部品交換が必要な場合は、新品部品は生産終了で手配できないためリサイクルパーツを探さなければなりません。

    極力、交換ではなく、修理で終わらせたいところです。

    先ずは、前側から。

    あらっ! 電気が通ってない。

    配線が繋がっている接合部分が、離れてしまっていました。

    部品があれば交換したいところですが、ここは何とか修理で頑張るしかない❗

    接点をハンダ付けで修復し、しっかり固定して、通電をチェック!✨

    後ろも、通電が不良だったので、ヤスリをかけ、当たりを調整して完了✨

    ヘッドライトも元の位置にもどし…。

    バッチリ、なおりました!!!

    お客様は、ライトを交換しなければならないかもしれないと思っていたので、

    『そんなに安く直るんですか!?』と言って、大喜び☺️

    まだまだ長~く乗れそうです。

    また、いつでも 遊びに来てくださいね🙆✨